はるにれの魂
屋号の「はるにれ」とはニレ科の落葉高木である春楡(はるにれ)のことです。英名をジャパニーズ・エルムといいます。
みなさまに食べていただくラーメンも、春のようにあたたかくて楡のようにまっすぐ、そんな背伸びをしない優しい味、そして、お店も地域の人々に愛される雰囲気をつくりあげていきたいと思っています。
「足し算」のラーメンから「引き算」のラーメンへ
私たちのつくるラーメンは、一言でいえば「引き算」のラーメンです。現在ラーメン業界では主流となっている、うまみ成分を多く含む素材を、大量に注ぎ込んでゴテゴテと味を「足し算」していく方法ではなく、素材の持つうまみを、雑味を丁寧に削ぎ落としながら引き出す。そうして引き出した素材のうまみを調和させる…。そんなラーメンです。
素材へのこだわり
こうしたラーメンをつくるには、素材へのこだわりが大きなポイントになります。よい素材を使わなければ、うまみを引き出す意味がありません。私たちは、国産の豚、鶏、香味野菜、昆布と、これも自分たちがつくり上げたい一杯に必要最小限の素材を使い、時間と手間をかけ、スープを磨き上げていきます。
また、麺はそんなスープの風味を壊さないように極細麺を採用。試行錯誤を繰り返し、喉越しとコシを共存させることに成功しました。国産小麦100%で、毎日、店に置かれた製麺機で自家製麺を製造しています。
胸を張ってお勧めする原点の「塩ラーメン」
こうしてつくり上げた私たちの原点が塩ラーメンです。シンプルなのに奥深い、調和のなかに広がりを感じる。あっさりなのに充分なコク。相反する要素を、「仕事」によって両立させた、胸を張ってお勧めできるラーメンです。
店に対するこだわり
こんな私たちの思いのつまった一杯だからこそ、お客様にも落ち着いた、清潔で明るい雰囲気で食べてもらいたい。だから、ラーメン屋なのに壁は白。温かみのある明るい照明。心の和むBGM。ちょっとした仕掛けのある床やトイレ。そんなところにも遊び心とこだわりをちりばめています。
サービス、地元へのこだわり
はるにれは、ラーメン屋には珍しく、スタッフのほとんどが女の子。女性のお客様も入りやすい店作りへの配慮です。小さなお子様連れや年配のお客様にもゆっくり食べていただけるように、テーブル席もたっぷり。私たちが目指すのは、「有名店」ではなく、「優良店」。地域にしっかり根を張り、地域の方々に愛される店を目指しています。
はるにれはエルムアカデミーが母体です。
「はるにれ」の経営母体はエルムアカデミーという塾です。
24年前、品川の地でエルムアカデミーを設立する際、設立メンバーが「エルム」という名前に込めた思い、楡の木のように太く高く、まっすぐで大きな人間を育てていきたい。そんな思いの延長線上にこのラーメン店は位置しています。
塾からラーメンへ場所は変わっても、人を育て地域をつくるという基本理念は変わりません。
「変わらないために変わり続ける」。エルムが20周年を迎えた際の基本理念の体現が「はるにれ」です。
エルムアカデミー同様に、今後とも「はるにれ」への多くの方々のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。